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アカデミー通信

セラピスト必見!新人時代の苦労の乗り越え方&指名の取り方! ~グランドマスター 東谷由香さん 対談インタビュー~

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セラピスト必見!新人時代の苦労の乗り越え方&指名の取り方! ~グランドマスター 東谷由香さん 対談インタビュー~

ラフィネグループの働く5000名のセラピストの中でトップセラピストである、グランドマスター職位の東谷由香セラピストに新人時代のご苦労や、指名を取るために取り組まれた事をインタビューさせていただきました。

 

グランドマスターセラピスト 東谷由香セラピスト
配属店 ラフィネ MEGAドン・キホーテUNY岐阜店

東谷由香さんの足跡

美容学校、ネイルスクールを卒業後、渡米。
カルフォルニアでのまったり生活から一変、ニューヨークに移る。
周りの人々がアメリカンドリームを叶えるため競争し必死な中、やりたい事が定まらず取り残された感のある自分と葛藤。
やりたい事が決まらないまま帰国。何か必ずやり遂げたい!!!という気持ちでラフィネの面接を受けたその日にグランドマスターになることを決意。
そして、東海初のグランドマスター、スーパーグランドマスターと夢を実現した。
セラピストとしてお客様のお身体をもっと楽に出来ないか、ブラッシュアップ勉強会で教えるにあたり、教えるには自分がもっと学ばなければと思い鍼灸あんま指圧マッサージの学校にも通い始める。
両立はすごく大変だけど、勉強して良かったと改めて感じている。今後は教える立場としても活動したい。

2010年5月 アピタ岐阜店配属
2014年2月 グランドマスター昇格
2017年4月 スーパーグランドマスター※
2019年4月 鍼灸あんま指圧マッサージの学生をしながらセラピストとして活躍中
※スーパーグランドマスター:全国のグランドマスターセラピストのうち、年間を通して、お客様からのご支持を最もたくさん頂き、後輩セラピストの教育活動などに取り組むなど、社内外でもっとも貢献したと認められたセラピスト。全セラピストの中からたった一人が選ばれます。

 
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Q東谷さんがセラピストを目指されたきっかけはなんでしたか?

美容系のお仕事を探している時に、いくつか面接で話をお聞きしましたが、自分にあっているものが見当りませんでした。その当時、ラフィネで働いていた友人に『話だけでも聞いてみたら?』紹介されたのがきっかけです

面接の時に、『セラピストのお仕事をするに当たり、学ぶこと、感謝すること 謙虚であることを忘れないでください。』 と言われた言葉がとても心にストンと落ちました。自分に足りていなかったことを言われたようで、ここで働こうと決めました。

同時に、面接の時に、最高職位であるグランドマスターの話をお聞きして、セラピストをやるなら必ず目指そうと決めていました。

 

Qセラピストに成るための1ヶ月間の研修はいかがでしたか?

ほんとに辛くて、大変でした。先生から『常に技術が足りていない』事を指摘されていました。よく愛情のお叱りを受けておりましたが、今も感謝しています。研修で大変だったことは覚えることが多い事でした。とにかく身体で覚えるしかないので苦労しました。ただ、子供に投げ出して帰る姿は見せられないとやり抜きました。

研修中は同期のメンバーとよく練習しました。苦楽をともにした同期とは今でも連絡を取り合っています。

 

Qお店に配属された時のお気持ちを聞かせてください

お店には、キャリアが長い方が4名、3か月くらいの方が1名おりました。先輩の方は、指名のお客様をたくさん施術している中、私は新規のお客様を担当する事が多くなります。お客様に対して私で大丈夫だろうかと、申し訳ない気持ちで仕事をしていました。3~4か月は、その気持ちが続いていたように思います。

徐々に新規で来たお客様に『気持ちが良かった』と言っていただけるようになり、施術は先輩に劣るけど、おもてなしを頑張ろう!と考えるようになってきました。

特に印象的に残っているお客様は、今もご指名を頂いているお客様です。
当時、お客様ご自身が大変な時期で、担当させて頂く中で、心の内を話してくださいました。そのお客様から頂いた信頼やお言葉が自信に繋がっていきました。

 

Qお店に配属して1番大変だったことはなんでしたか?

お店では、施術でいっぱいいっぱいだったのに、レジ締めの作業はプレッシャーで夜眠れない時もありました。明日はお店を開けるんだ、とか、入金の〆の時間がプレッシャーでした。

施術もですけど裏の仕事を覚えるのが結構ハードだと感じます。こんなにいっぱい裏の業務があるんだと思って、新人さんにはセラピストの人数が足りているところは、施術に集中させて上げたほうが良いかと思います。この作業は慣れるしかないですね。

 

Q東谷さんは、お客様をおもてなしする事を大切になさっていますが、どのような事を意識されていますか?

お客様によって、この人は今何を求めているのかな?と常に考えています。あとは会話が出来るように、広く浅くいろいろな勉強をしていました。全部が全部知っていなくてもよいので、お客様が話してくれたことを聞き、そのあとはまた調べてみる事を繰り返しています。

最近は食べ物の話をよくしています。お客様に教えてもらったところへ行ったお話が多くなっています。

おもてなしの接客をする上で、お客様が話しやすい雰囲気を作るように心がけています。嫌味のない質問、答えてくれそうな形で質問をして、自分が全く分からないジャンルだったら、興味をもって『それはどこにあるのですか?』『それを知りたいから教えてほしい』と声のトーンを変えて相手に伝わるようにしています。

言葉だけでなく目元も感情が伝わります。コロナ感染が広まりマスクをしているので、見えないながらもより、表情は作って、顔は動かしています。

 

Q指名を数多く取れるようになったきっかけはありますか?

きっかけは、アロマのキャンペーンでした。リフレクソロジーのオイルがオプションでつくキャンペーンだったかと思います。アロマを扱うので、アロマの勉強をして資格をとりました。それをきっかけに身体やアロマの知識を勉強したら、お客様と話がとてもしやすくなりました。自然と話しが出てくるし勉強することの大切さを知りました。

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Q 新人さんがまずは取り組んだ方が良い事はありますか?

リフレクソロジーを頑張ると良いと思います。ボディよりも上手い、下手の差がつきにくいことも1つ理由としてあります。

また、リフレはお客様の表情をみて会話をしながらできます。足裏に対応する反射区が分かっていれば、そこからお客様とお話を広げることができるのです。

もちろん、反射区の場所だけ答えるのではなく、臓器の機能を話せるところまで勉強する事が大切です。加えて、そこから生活習慣の話を話できるように、繋げる。最後は納得してもらうところまでのアドバイスが出来ると良いかと思います。

私自身も、新人で入って一番初めはリフレクソロジーの本ばっかり読んでいました。そうすると、自然と、リフレの指名のお客様が増えていきました。

 

Q今後の東谷さんの目標はなんですか?

セラピストの皆さんに教えるという事をしていきたいです。自分が勉強したことを、伝えられたらなと思っています。

今現在鍼灸の学校に行っていますが、リラクゼーションの事を改めて考えさせられる事が多くありました。リラクゼーションは、優れた部分を多く持っています。技術があるから、知識があるからお客様がくるわけではありません。知識をひけらかす事なく、自己満足で説明するのではなく、お客様の欲しい情報を与えられるところにリラクゼーションの強みを感じています。多くのセラピストがリラクゼーションの知識を学んでいけば、よりよいリラクゼーションが提供できると考えています。一人でも多くのセラピストに知識を得てもらう機会を今後も提供できればと考えております。

 

インタビューを終えて

ともてエレガントで親しみのある佇まいをお持ちになった方でした。お話をしていると、内に秘めた向上心、知識を貪欲に吸収する行動力が、お話の端々に感じることが出来ました。さすがトップセラピスト。コツコツと努力することは難しくもありますが、それをナチュラルに自然体でこなしている凄さに圧倒されました。お客様の会話から、美味しいお店をお聞きしたら必ず行って次回のお話の種にするといったお言葉を、行動に移している事、楽しみながら実践しかつお仕事に活かすサイクルを確立していること、それがお客様も自分自身も楽しめる循環を作り上げている素晴らしさを感じたインタビューでした。東谷さんお忙しい中貴重なお時間ありがとうございました。
このインタビュー記事でセラピストの皆様の悩んでいる事や、明日への活力になれば幸いです。


インタビューアー
ボディワークアカデミー 教育部 天川拓人

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