今日から始めるリンパケア
目次
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1.リンパとは?
近頃、「リンパケア」や「リンパを流す」という言葉をよく聞きませんか。
健康や美容を意識する方を中心に注目が集まっています。
自然治癒力や免疫力、抵抗力という言葉も耳にする機会が増えたように感じます。
では、リンパとは、何でしょうか。また、リンパが健康や美容に与える影響についてもお伝えします。
私たちの身体には、身体にとって余分な水分や老廃物は、リンパ液によって体外に排出されるしくみがあります。その為、リンパ液が流れるリンパ管が体中に張り巡らされています。
リンパ管は合流しながら太くなっていきます。このリンパ管に流れる液をリンパ液と呼びます。
リンパ管の経路の途中にはリンパ節と呼ばれる関所が全身に300~600配置されています。リンパ節の中には、免疫細胞が集まっていて、リンパ管から流入したリンパ液を濾過しています。リンパ管より先に細菌を通さない役割を担っています。
このリンパ液が滞らずに流れることで、身体の老廃物が排出され、疲れを溜めない身体づくりに繋がり、健康な状態に近づくのです。
また、むくみや冷えなどの解消に繋がり、美容面にも影響を与えます。
「リンパケア」は、リンパにアプローチし、老廃物を排出しやすくする施術です。
リラクゼーションでは、リフレクソロジー、ボディケア、アロマトリートメントなど様々な施術があります。
2.リンパケアを効果的に行う7つのポイント!!
① 始める前に、コップ1杯の水を飲む
② 食後は避ける
③ お風呂上りが効果的
④ クリームやオイルで滑りを良くして行う
⑤ 力加減は「優しく」
⑥ スピードは「ゆっくり」
⑦ 流す順番に気を付ける
そして、特に大切なのは、「毎日続けること!!」です。
3.自分で行うリンパケア
ここでは、自分で行いやすいここでは、自分で行いやすい簡単な脚のリンパケアの方法をお伝えします。
椅子や床に座って行いましょう。
① 脚の付け根のリンパケア
両手の親指を脚の付け根に当てて、圧す。
脚の付け根は、普段あまり意識しないポイントなので、「心地よい」と感じる強さで、刺激してみましょう。
一度に回数を増やし過ぎないように気を付けましょう。
② 脚から腰のリンパケア
両手の手のひらを太ももの外側に当てる。
膝側から脚の付け根に向かって、さする。
さすることで熱を感じ、血行の促進を感じましょう。
③ 膝裏のリンパケア
両手で両膝を包み込むようにして、膝裏に人差し指から小指までの4本の指先を当てる。
指先を使い、心地よい強さで揉むように行う。
膝裏にはリンパ節があるので、効果的です。
ここからは、床に座って行うと、楽に行えます。
④ 脚の外側のリンパケア
両手の手のひらを外くるぶしに当てる。足
首側から膝に向かって、心地よい強さでさする。
こちらも、脚から腰のケアと同様、熱を感じましょう。
⑤ アキレス腱のリンパケア
親指と人差し指で、アキレス腱を挟む。
10秒ほど揉み解します。
そのまま、ふくらはぎを膝裏まで揉み解します。
4.≪おまけ≫7つ目のポイントについて~
流す方向は
一番近くにあるリンパ節に向かって流すのが効果的です。
(下記、主要リンパ節の図)
※頸部、腋窩、肘窩、鼠径、膝窩リンパ節は左右にあります。
流す順番は
鎖骨→首肩→顔→脇や腕→お腹→脚のつけ根→脚全体へ
最終出口と言われる鎖骨からスタートして、排出しやすい状態にしましょう。
さらに、全身を見た時には、上半身の右斜め半分は右鎖骨、それ以外は左鎖骨に最終的に集まると言われているので、左鎖骨から始めるのがより、効果的です。
リンパは体中を巡っていますので、どこを触れてもリンパケアに繋がります。
毎日、気になる身体の部分を触れていくくらいの軽い気持ちで始めてみませんか。
好きな香りのクリームやオイルを使うと、気持ちも癒されそうですね。
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- 宇野玉枝講師
国際ライセンスCIBTAC
幼稚園・小学校教諭免許取得
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