正月太りの原因と解消法!
コロナ禍で例年よりもイベントは少なくなっているとはいえ、どうしても食べすぎ飲みすぎ、家でダラダラしてしまうことで正月明けに体重が増量している…そういった経験をされている方は少なくありません。
この記事では正月太りの原因と解消方法を記載いたしました。
目次
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1.正月太りの原因
■食事
まず原因として考えられるのは糖質の取りすぎです。お正月に出てくる料理には糖質が多く、代表的な食べものとしてお餅、黒豆などがあげられます。お餅は血糖値を上げてしまう食べ物ですので注意が必要です。お餅や黒豆をどう食べるかを考えるだけで糖質は半分までカットされます。例えば、血糖値を抑える乳製品と同じタイミングで食事をすることで血糖値を抑えられます。糖質はついついおいしい料理が出てくると食べたくなりますが我慢できるのであればしたいですね。
■飲酒
お酒も一緒に飲まれる方は正月太りしやすいです。ビール、日本酒には糖質も多く含まれているので注意が必要です。アルコールを摂取することで食欲が増しついついおいしい料理を食べ過ぎてしまう事もあるのではないでしょうか?
■運動
お正月は実家に帰ってテレビを見ながらダラダラ過ごしてしまう。そんな環境があり誘惑が多く運動不足になりやすいです。近くの神社にお参りに行く際はウォーキングがてら歩いて移動して運動する意識を高く持って過ごすことをお勧めいたします。
2.正月太り解消法(食事編)
食べる順番と方法
とても簡単な方法で実践しやすいです。1.野菜から食べる
2.咀嚼をいつもの倍に
これだけで太りにくい食べ方が成立します。
野菜から食べることで血糖値の上昇を緩やかにしています。また咀嚼をいつも以上にして食事することで満腹中枢に働きかけて食事の満足度を上げてくれます。
食べ物
意識的に摂取していただきたいものとして3つあります。1.食物繊維
食物繊維を摂取することで血糖値の上昇を抑えてくれます。また、腸内環境を整理整頓くれます。そのため便通がよくなり体の中にたまった老廃物も排出してくれます。まさに一石二鳥。
主な食材
玄米、納豆、サツマイモ、ゴボウ、キャベツ、バナナ、しいたけ、わかめがあげられます。
2.タンパク質
太る原因のカロリー。これはダイエットの大切な要素です。ただ、ダイエットでも急激にカロリーを減らすと健康面に影響が出てきてしまいます。無理なカロリー制限をするのでなく栄養バランスを考えた制限が必要。
それに大切なのがタンパク質。タンパク質は筋肉を作る大切な栄養素です。筋肉が多ければ動いていなくとも消費されるカロリーは増えるのでカロリー制限中もタンパク質は摂取していただきたい栄養素です。
主な食材
鶏ささみ、豚ロース、ウインナー、イワシ、ゆで卵、きな粉、納豆、チーズがあげられます。
3.ビタミン・ミネラル
この2つはダイエットのサポート役です。脂質やタンパク質の分解を助けてくれる働きがあります。いくらタンパク質を摂取しても効率よく効果を発揮させるにはビタミン、ミネラルが必要なのです。
主な食材
豚肉、卵、納豆、マグロ、ブロッコリー、ほうれん草、牛乳があげられます。
3.正月太り解消法(運動編)
〇ジョギングもしくはランニング
代表的な運動法ですが有酸素運動で脂肪燃焼効果が期待できます。ただ歩けば(走れば)良いというわけではなく時間でいうと20分以上は続けないと脂肪燃焼が始まりません。できるだけ走る時間を長くして脂肪燃焼をさせていきましょう。
〇ヨガ
良い点は何といっても家でもできる。さらに呼吸を整えて精神の安定と体幹を鍛えられるトレーニング効果も期待できます。初めての方でも簡単に行える動きや体が硬くても行えるのがよい点です。今では様々なヨガ動画もあり真似をしながら簡単に行えます。
〇筋トレ
室内でいつでも行えるトレーニングの1つです。有酸素運動と違って無酸素運動で、体脂肪を燃やすというよりも基礎代謝を上げるための運動です。また、筋トレは姿勢の維持、肩こり腰痛の解消にも期待ができます。
4.今後の正月太り対策
食事
朝は白湯を飲んで胃腸の調子を整えましょう。
特に朝は腸が冷えているので消化機能が衰えがちです。白湯で内側から温めてあげることで腸を活性化させて消化機能を回復させsることができます。腸が活性化すれば免疫力の向上にもつながりやすく健康的な体へ生まれ変わっていきます。また、手足や体の冷えにも白湯は有効です。全身の血流がよくなれば肩こりの解消にも効果が期待できます。
食べる物、食べる順番、食べる方法に気を付けましょう。
クリスマスからお正月にかけてはたくさんの誘惑があります。ケーキ、フライドチキン、おせち料理、お酒。
炭水化物や脂質は太りやすい原因でもあるのでお伝えした食べる物や食べる順番などに気を付けて生活することがおすすめです。
運動
年末年始にかけて生活のリズムが崩れやすくなります。体を動かさないとカロリー消費は少なくなってしまいます。
日ごろから運動をしている人でもお正月はダラダラ過ごしてしまう傾向にあるので、数十分の時間を見つけたら体を動かすことを心がけてください。
そして生活のリズムを整えて早くいつもの生活に戻ることが正月太りの予防として大切なのです。
- 髙木宏之講師
国際ライセンスCIBTAC
JATI認定トレーニング指導者
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